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ニューボーンフォト セルフ撮影のコツ

ニューボーンフォト セルフ撮影のコツ

いま人気になっている、貴重な新生児の姿を残す「ニューボーンフォト」についてはご存知でしょうか? 今回は自宅でも撮影できるニューボーンフォトの撮影のコツや注意点についてご紹介します! 生後1ヶ月までの期間で赤ちゃんはどんどん大きくなっていくので、今しか残せない写真は自宅でもしっかりと撮影しておきましょう

目次

  • ニューボーンフォトはいつ撮影するの?

    ニューボーンフォトは、生後10日を過ぎたころに撮影することが望ましいと言われています。この時期は赤ちゃんの眠りも深く、写真の撮影がしやすくなります。また、この時期に撮影することで生まれたばかりの赤ちゃんの独特な表情や肌などを写真に残すことができます。 そしてニューボーンフォトには、特にいつまでに撮影しなければならないという期間はありません。しかし遅くとも生後3週間以内での撮影をオススメしています。赤ちゃんは生後3週間以降になると、目を覚ましやすくなったり、だんだん自分で動くようになってきます。生後1か月以上経ってから撮影になると、赤ちゃんが沢山動き回ってしまい、写真を撮影するのが難しくなってしまいます。

    自然光を活かして撮影する

    撮影する際は、自然光で撮ると柔らかい仕上がりになり、赤ちゃんをより可愛く撮影できます。 部屋の中ではいくつかの光が混じっており、その状態ではあまり綺麗に撮影することは出来ません。まずは部屋の照明を消して撮影しましょう。そして日中の窓から入る自然光を利用して撮影します。ポイントは、絶対に直射日光にならないように気をつけることです。新生児の赤ちゃんにも負担になってしまうのと、濃い影が出来てしまい写真も綺麗に撮れません。白いレースカーテンなどで窓から入る光を和らげてから、赤ちゃんに当たるようにしましょう。曇りなどの少し暗い日に撮影する場合は、カーテンを無しにして明るくなるように工夫してみると、柔らかい雰囲気で撮影できます。 もちろんカメラやスマホのフラッシュもオフにして撮影してくださいね!

    背景を整理する

    自宅で撮影をする場合は、背景に写り込むものにも注意しましょう。せっかく綺麗な写真が撮影できても、写真の背景に生活感が出るものが写り込んでしまうと、雰囲気が台無しになってしまいます。背景は極力シンプルになるように心がけるのも撮影のコツです。 撮影用の小物以外の、意図していない物の写り込みには十分注意しましょう! ちなみにオススメは白のシーツや、大きめのビーズクッションを使用すると背景が整理されて、より赤ちゃんが引き立つような撮影ができるので、ぜひやってみてください!

    赤ちゃんの衣装

    ニューボーンフォトでよく見かけるのは、おくるみやおむつ、裸のままでの写真もかわいいですね。おくるみやかわいい衣装も市販されていますが、特に体に巻くニューボーン用のおくるみを使用する場合は、新生児期の赤ちゃんは首もすわっておらず体も全体的に不安定のため、プロに頼む方が良いでしょう。 セルフで撮影される場合は、おむつ姿や裸、肌着や普段着で撮影すると安心です。

    オススメポーズ

    SNSなどでよく見かける、おくるみをキレイに巻いた写真や頬杖をついたような写真、うつ伏せの写真などは、とてもかわいいのですが無理に行うと危険を伴います。また、写真自体が合成の可能性もありますので注意が必要です。 この時期の赤ちゃんはまだまだデリケートですので、危険なポーズは避けて赤ちゃんに無理のないかわいいポーズで撮影するようにしましょう。 「ばんざいポーズ」 両手が上がった姿は、赤ちゃんらしくてとってもかわいいですよね!寝ている時にばんざいポーズをしてくれることもあるので、そういう時こそシャッターチャンスです。 大きくなるとだんだんこのポーズもしなくなるので、今のうちに写真に残しておきましょう! せっかくなので、シンプルな白いシーツや大きなクッションに寝かせてあげるとおしゃれに撮影できますよ。 「パーツカット」 写真を撮る時に、普段は全身が入るように意識して撮影されると思いますが、体のパーツごとにアップにして撮影するのもオススメです。 手や足、耳や目や口、つむじなどもかわいいですね! パパママの指輪など、小物と合わせて撮るのもおしゃれになるのでやってみてくださいね。 「普段のおくるみ」 スタジオではお腹の中の体勢を再現し丸くなるようにおくるみを使用しますが、ご自宅ではいつものおくるみを使用して写真を撮影してみましょう。 きつく巻く必要は無く、いつもと同じように巻いてあげて撮影しましょう。 上からかぶせてあげるだけでも可愛く撮影できますし、一緒にぬいぐるみなどを置いて撮影するのもオススメの撮影方法です。

百日のお祝いってどんなもの?

百日のお祝いってどんなもの?

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  • 起源・由来

    お食い初めの起源や由来は、平安時代に遡ります。 平安時代、赤ちゃんにお餅を食べさせる「百日(ももか)」という行事があり、これがお食い初めの始まりといわれています。昔は衛生面や栄養面も良くなく、無事に育つことが大変難しかったので、さまざまな節目で赤ちゃんの成長を祈る儀式やお祝いが行われてきました。

  • 鎌倉時代の歴史書には、源実朝が生後百日目にお食い初めをして祝ったという記録があります。 また、室町時代の歴史書には「冷泉天皇の生後百日に御餅を供す」という記載があります。 このように歴史を重ね、生後100日頃にお祝い膳を準備し、お祝いするという伝統が今に伝わっています。

    お料理

    百日祝い(お食い初め)で用意するお祝い料理は、主食のご飯に汁物一品とおかず三品を組み合わせた「一汁三菜」が基本です。ここではまず、お食い初めで食べる一汁三菜の献立に込められた意味や願いをひとつずつ紹介します。

  • 赤飯

  • お祝い料理の定番ともいえる赤飯は、小豆の赤と白米の白で縁起の良い「紅白」を表しています。 日本では古来より赤い色には邪気を祓う力があるとされ、魔除けの意味を込めてお祝いの席で振舞われるようになりました。 赤飯の代わりに白米やお粥、栗ご飯(勝ち栗と呼ばれ縁起が良い)を準備するご家庭もあります。

  • 鯛 「

  • めでたい」の語呂合わせや赤い色はおめでたいとされている事から、縁起の良い魚とされています。見た目が華やかで味も良く、栄養価も高い鯛はお子さまの成長を願うお祝い事に最適の食材です。 頭から尻尾まで一尾使用するには「首尾一貫」という言葉のように、最初から最後までまっとうし、長生きするよう願いが込められています。

  • お吸い物

  • お吸い物には「吸う力が強くなり、健やかに育ちますように」という願いが込められています。 ぴったり重なった二枚貝が相性の良い夫婦をイメージさせるとして、具材にはまぐりを使うことが多いようです。「将来良い伴侶に巡り会えますように」との願いが込められています。 煮物 煮物に使われる具材には、お子様を思う親心が反映された意味が込められています。

  • かぼちゃは、「亀の甲羅」の形の六角形にして長寿の願いを込めます。

  • 蓮根は、穴があいていることから「将来を見通しやすくなる」、たけのこは「真っ直ぐにすくすく成長するように」という意味があります。

  • 里芋は、小芋がたくさんできることから「子宝に恵まれますように」という意味があります。 香の物 香の物には、季節の野菜や地元の名産品などを漬け込んだ漬物を使用します。

  • 漬物の代わりに、人参と大根を酢で和えた「紅白なます」や「多幸(たこう)」とかけた「タコの酢漬け」を準備することもあります。地域によっては、長寿を象徴する梅干しを用意する場合もあります。

  • 歯固めの石

  • 歯固めの石とは、丈夫な歯が生えますようにという願いを込めて用意するものです。 お食い初めの際、石に祝い箸をつけ、その箸を赤ちゃんの歯茎にちょんちょんとあてます。これを歯固めの儀式と呼びます。石の代わりに梅干しを使用することもあります。梅干しのようにシワができるまで長生きできますようにという願いを込めています。 お食い初め用の食器 漆器のお食い初め用の食器と高足のお膳を用意するのが伝統的なスタイルです。

  • 昔ながらのお食い初め用食器には「男の子用は内側・外側とも朱塗り、女の子用は外側が黒塗りで内側が朱塗り」と色に違いがあります。 実用性を重視する方は、離乳食にも使用できるベビー食器を購入するのがおすすめです。

    百日祝いの写真撮影

    お子様の成長にあわせて行われる行事の際に、しっかり写真を残しておくことをおすすめします。

  • 100日前後の赤ちゃんは、お宮参りの時よりもさらに表情が豊かになっています。 写真スタジオであれば、赤ちゃんのお衣装や撮影用の小物なども揃っており、ご家族写真もお撮りできます。

ハーフ成人式&13参りってどんなお祝い?

ハーフ成人式&13参りってどんなお祝い?

日本にはお宮参りや七五三以外にも様々な行事があります。 その中でも今回はハーフ成人式(十歳のお祝い)と十三参りについて詳しく説明していきます。

目次

  • 十歳(ととせ)の祝いとは

    1.十歳(ととせ)の祝いとは これから成人(二十歳)を迎える年齢の半分の年齢となりお祝いする行事です。 成人式の半分の年齢という事もあり現在では「ハーフ成人式」「1/2成人式」などとも呼ばれていたりしています。

    十歳のお祝いはいつ行われるのか

    2.十歳のお祝いはいつ行われるのか 七五三は11月15日に行う事が多い中、十歳(ととせ)のお祝いは3月7日に行われます。 お祝いの年齢によって時期もそれぞれ違ってきていますね。 地域によっては学校でイベントが行われたりします。 内容としては、ご家族に向けて感謝の手紙を贈ったりするそうです。 また、10歳になる節目の誕生日は、家族との共有時間を大切にする良い機会です。 家族と一緒に過ごす特別な時間は、子供にとって心温まる思い出となり、家族の絆が深まります。

    十三参りとは

    3.十三参りとは 十三参りは特に京都を中心とした関西圏で広まってきた伝統の行事です。 歴史でいうと七五三より古いしきたりとなっています。 数え年で13歳になった子供が虚空蔵菩薩を本尊としている寺院や神社へ参拝する行事です。平安時代、清和天皇様が13歳の時に成人の儀式をおこなっていたことが由来となっています。 十三参りでは無事13歳まで成長したことへの感謝やさらに立派に成長しますようにといった願いが込められています。

    十三参りはいつ?

    4.十三参りはいつ? 十三参りは2023年は4月13日となっております。ご家庭それぞれのご都合があると思うのでその前後1か月前後のいいタイミングで参拝される方が多いです。そして数え年で13歳になる年にするのが一般的です。

    十三参りは何をする?

    5.十三参りは何をする。 十三参りでは参拝は祈祷はもちろんの事、寺院や神社によっては参拝者に漢字1文字を書いてもらい、神様へ奉納するといった行事があるところも。漢字も「福」や「幸」が一般的ではありますが特にその辺りの決まりは無く自由です。そして京都の嵐山にある法輪寺は渡月橋をわたる時に、せっかく頂いた知恵や福徳を返さないようにする為、後ろを振り向かずに渡りきらなければならないというしきたりがあります。 また、お参り時のお着物は初めて大人の寸法で肩上げをして晴れ着として着て貰う物となっております。

    小林写真館・スタジオストーリーでは十歳(ととせ)の祝い・十三参りの撮影も行っております!和装・洋装どちらもご希望があれば、着用していただき人生の節目の撮影ができます♪ 持込衣装なども大丈夫ですのでご予約お待ちしております!

お宮参りについてのいろいろ

お宮参りについての色々について解説します。参考になれば幸いです。素敵なお宮参りの思い出を作ってくださいね。

お宮参りについての色々

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  • 1.お宮参りとは

    赤ちゃんが産まれてから無事に誕生した事や、これからの健康や成長を願う儀式でもあるお宮参り。地域によってはお祝い方法に違いがあるかとおもいますが、ご家族にとっても大きなイベントの一つといえるのではないでしょうか。

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    2.お宮参りはいつする?

    お宮参りはご家庭によってもそれぞれですが、生後1カ月前後に参拝するのが一般的となっております。 しかし、夏の暑い時期や冬の寒い時期などがございますので、時期をずらして行かれるかたも最近では多くいらっしゃいます。 あとは百日祝い(お食い初め)やごきょうだいの七五三など、他のお祝いと一緒のタイミングにしちゃうという方もいらっしゃいます。 また、六曜(大安・先勝など…)に沿って行こうかなというかたですと、大安・先勝・友引などの日がいいかと思います。(先勝・友引は時間帯によって変わる。) ただ、あまりコレといった決まりはないのでご家族やお子様の体調などとの相談をして決めていただければいいと思います。

    3.よく使われる小物

    お参りでよく使われている小物のご紹介をします。 必ず必要というわけではないですが、小物一つ一つに願いや縁起物として込められている物があります。 〈お守り袋〉 長寿の象徴である鶴が柄として入っている事が多く、「長生きできますように」という意味がこめられています。 〈紐線(ひもせん)〉 関西でよく使われている物で、「お金に困りませんように」という意味が込められています。お祝いで頂いたご祝儀袋に紐を通してお着物(産着)に付けます。 紐線にはお参り中に落としてしまうかもしれないので実際のお金は入れずに袋だけで行う事もあります。 〈帽子・前掛け〉 こちらは定番で使われる方が多い物となっています。 前掛けは赤ちゃんがよだれをたらしてしまった時にお着物が汚れないようにする為の役割として使われています。また、赤ちゃんの肌はとても敏感なので、暑い日の日差しや寒い日の風などによって乾燥などのお肌トラブルを防ぐ為帽子を付ける方が多くいます。 撮影時にも、帽子を付ける方・付けない方それぞれいらっしゃいます。 その他にも様々な小物があります。

    4.お着物について

    お着物(産着)はレンタルの方や購入したものを使う方など様々です。 いつ頃からレンタルができるかなどについてはそれぞれのお店によって変わってきます。 使いたいお着物に、すでに予約が~!て事もあるかもしれないので、早め早めの行動が良いと思われます。 当店では撮影のご予約をくださっている方でしたら、撮影後の貸し出しや、撮影前日のお着物の貸し出しなどもさせていただいたりします。

いかがでしたでしょうか? ご家庭によってお参りのタイミングなども最近では違ってきているようです! 当店ではお宮参り平日撮影無料(土日祝5,500円)のキャンペーンを行っております。 お参り時のお着物レンタルのタイミングで、撮影も一緒にいかがでしょうか? ご家族撮影やごきょうだいでの撮影も一緒にできますのでお考えの際はまずはお衣装見学やご相談からでも大丈夫です^^ お気軽にお問合せくださいませ♪

はじめてのお誕生日どうやってお祝いする?

赤ちゃんにとっての初めてのお誕生日。

親としても1歳という記念すべき1日ですね。 最近では、ファーストバースデーなどとも言われたりしています。 お子様が生まれてきてからの1年、沢山の成長が見れたと思います。

そこで、1歳のお誕生日によく行われている事などを4つご紹介^^ 記念すべき1歳のお誕生日となりますので是非参考にしてみてください♪

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  • 一升餅(一生餅)

    1.一升餅(一生餅)

  • 一升餅とは一升分のお米(約1.8kg)のお米を使って作るお餅の事です。

  • 一升餅の一升と一生がかけられ、『一生食べ物に困らないように』『一生健康でいられますように』など成長や安全を願うものとなっています。

  • 最近では一升パンなども人気です^^ お祝いの方法は背負ったり、踏んだりと地域によって様々です。 その中でも一般的なのは、背負わせる方法です。 背負い餅といい、風呂敷や赤ちゃんが背負えるリュックにお餅をつつみ背負って貰う方法となります。

  • 赤ちゃんが立てても立てなくても縁起のいいものになるので皆さんで楽しんでいただけるのではないでしょうか?♪

    選び取り

    2.選び取り

  • 「1歳のお誕生日といえば」で一升餅と一緒によく行われている選び取り。

  • いくつかのアイテムをお子様の前に用意してお子様が手に取ったアイテムにちなんで将来を占うものとなっています。

  • 方法としては、 ①用意した選び取りのアイテムを並べる。 ②お子様に声をかけながらアイテムを選ぶのを見守る。 お子様が選んだカードを見て「将来どんな職業に就くのか」「どんな子に育つのか」など想像すると面白いですね^^ お子様よってアイテムの選ぶ様子も違うのでそれも楽しみながら選んで頂けます。

  • 最近ではかわいい選び取り専用のアイテムやかわいいイラストが描かれたカードを手作りされる方も多くいらっしゃいます。置くアイテムは自由なのでご家庭によって変わるのが面白いところですね!

    スマッシュケーキ

    3.スマッシュケーキ

  • スマッシュケーキとは最近日本でも注目を集めているアメリカ発祥のものです。

  • スマッシュケーキ(Smash cake)の「Smash」とは「打ち壊す・破壊する」などの意味もあり、ケーキを初めて目にする赤ちゃんが自由に手づかみで食べるケーキの事です。

  • 赤ちゃんが実際にケーキを目にした時、どのような食べ方や反応をするのかも楽しんでいただけるものとなっています。

  • ケーキは手作りやケーキ屋さんで注文ができるお店など様々な方法で準備できるものとなってます。

    記念撮影

    4.記念撮影

  • 1歳になった記念に写真撮影される方も沢山いらっしゃいます^^

  • お子様が1歳になる記念にご家族でお写真を撮ったり、一人で頑張る姿を撮ったり、 つかまりたっちができるようになった姿など成長をお写真に収めるのもいいですよね♪

  • いかがでしたか?

  • 小林写真館・スタジオストーリーでは1歳のお誕生日撮影時に、選び取りや一升餅(レプリカ)の体験などもご希望があれば体験できますのでご希望の方はお気軽に仰ってくださいね♪

  • また、撮影に合わせて本物の一升餅・一升パンのご注文も承っております。(料金別途)ご希望の際はご予約日の2週間前までにご注文ください。

  • まずはご相談からでも大丈夫です^^ 記念すべき1歳のお誕生日撮影でお子様の成長した姿を是非残しませんか?

七五三とは

七五三とは

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  • 七五三の由来

    七五三とは日本に古くからある伝統行事です。

  • 昔は子供の死亡率が非常に高かったため、3歳、5歳、7歳になった時に、無事その年まで成長できたという感謝を込め、子供の長寿と幸福を祈願したことが七五三の起源といわれています。

  • 11月15日に行われるようになったのは、諸説ありますが、江戸時代に徳川綱吉の長男徳川徳松の健康を祈願した日が11月15日だったことが始まりという説が有力なようです。

    七五三の年齢

    三歳(髪置) 平安時代では男女ともに生まれて7日目に産毛を剃り、髪を伸ばし始めるのは三歳からでした。 髪を伸ばし始める際に「髪置」の儀式が行われました。

  •  五歳(袴着) 男女とも子供が初めて袴をつける「袴着」または「着袴」という儀式が行われました。 平安時代には公家だけの風習で、男女の区別なく行われていましたが、江戸時代頃から男児のみの儀式になり、年齢も五歳に定着しました。

  • 七歳(帯解・紐落し) 紐で着付けていた子供の着物の紐をとって、帯を初めて結ぶ成長の儀式が行われました。 この帯解を経て、大人の女性へ歩み始めると認められていました。

    七五三の参拝マナー

    ・鳥居の先は神聖な場所。 身なりを整えてから、鳥居をくぐる前に一礼します。

  • ・鳥居から社殿に至る道では、左右どちらかによって歩きましょう。

  • ・境内に入ると手水舎と呼ばれる場所があります。 そこで手水をとって清めましょう。

  • ・お賽銭箱の前では、まずは会釈。 鈴があれば鳴らします。

  • その後お賽銭箱にお賽銭を入れます。 ・お賽銭を入れたら「二礼ニ拍手一礼」し、会釈をしてから退きます。

    七五三の写真撮影

    大切な記念のお写真は、フォトスタジオで撮るのがおすすめです。 最近は、たくさんの衣装を持っているスタジオがたくさんあり、撮影の時だけでなく秋のお出かけ時にもレンタルできます。 小林写真館にも和装・洋装といろいろ取り揃えております。 もちろんパパママのお衣装もあります。 スタジオでお子様の成長した姿をゆっくり感じながら、楽しい時間を過ごしましょう。

    関西の七五三

    関東では、三歳のお祝いは女の子だけという地域が多くありますが、関西では男女の区別なく三歳の七五三をお祝いするのが一般的です。 ご祈祷の際に渡す初穂料ののし袋は、関西ではあわじ結び、関東では蝶結びの水引を使うことが一般的とされているようです。

お宮参りとは

お宮参りとは

お宮参りは古くから行われているお祝い行事です。そして七五三や成人と同じように子供の成長過程の中で大事にされてきたお祝いのひとつです。

しかし、初めて赤ちゃんが生まれたご家族にとっては分からないことがたくさんありますよね。地域によって違いはあるものの、一般的なお宮参りについてご紹介いたします。

目次

  • お宮参りとは

    お宮参りとは、赤ちゃんが生まれて無事に1ヶ月を迎えたことを神様に感謝して報告する行事です。正式には、「初宮参り(はつみやまいり)」と言われておりますが、単に宮参り(お宮参り)と呼ぶようになってきました。

  • お子様の成長に合わせてたくさんのお祝いがありますが、まず初めの大きなお祝い事がこのお宮参りではないでしょうか。

  • お宮参りは、生まれた土地の「産土神(うぶすながみ)」が祀られている「産土神社」に参拝するのが一般的です。神様に赤ちゃんが無事に生まれてきたことへの感謝を伝え、健やかな成長を願ってご祈祷を受けるご家族も多いです。

  • 最近では産土神社ではなく、有名な神社やご縁のある神社などを選ぶケースもあります。特に決まりがあるわけではないので、自分たちに合った神社を選ぶといいと思います。

  • 自宅から近いという理由であったり、ご両親の思い入れがある神社を選ばれる方もいらっしゃいます。

    お宮参りの歴史

    お宮参りは古くから行われており、最初はご馳走を食べたり踊ったり神様に新たな命が誕生したことを報告するような形式で鎌倉時代に発生しました。今のお宮参りのようなものとして、室町時代には現在のような御祈祷を受ける形に定まったといわれています。

  • 赤ちゃんの誕生と健やかな成長を願って生誕約1ヶ月目に、両親と父方の祖母が付き添って神社にお宮参りをする風習となりました。江戸時代以前には、生まれたばかりの子供が成人(元服)するまで健康に育つのは、約半数と言われていました。

  • そんな厳しい時代だからこそ、子どもの成長を願うお宮参りという1ヶ月目のお祝いは、ご家族の中で大事に行われてきたのだと思います。

  • お参りの時には親戚の女性が赤ちゃんを抱っこし、その上に宮参り着と呼ばれる晴れ着を被せて神様から祝福を受けていたそうです。

    お宮参りの時期

    一般的には「男の子は生後31日や32日」「女の子は32日や33日」に行われるところが多いようですが、日数については各地域によって様々です。必ず生後◯日にお参りにいかないといけないというわけではありませんので、ご家族の休日や体調によって、だいたい生後1か月頃を目安に日程を決めましょう。

  • 1ヶ月健診が終わる頃に徐々に外出をしはじめると思いますので、あわせてお宮参りも行うといいかもしれないですね。

  • ただし、赤ちゃんが真夏や真冬に生まれた場合は注意が必要です。生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分で体温を調整することが十分にできません。ですので猛暑の中や極寒の中での外出は、赤ちゃんの体調を崩す原因になってしまうこともあります。1ヶ月後とはいえ産後のママにとっても真夏や真冬の外出は体力的に厳しいと思いますので、気候が安定する時期まで遅らせてお宮参りの日程を決めていただくのもいいと思います。

    お宮参りの参拝方法

    現在のお宮参りでは昔のように特に決まりはありませんが、昔は赤ちゃんの抱っこの役目にもしきたりがありました。 昔のしきたりでは、お宮参りで赤ちゃんを抱っこする役目は「父方の祖母」とされていました。当時は出産すること自体が穢れとされていたので、出産して間もない女性は穢れていると見なされ、お参りもできなかったそうです。今では考えられないですね。

  • そういったこともあって、昔は主に義母(父方の祖父)が赤ちゃんを抱っこするのが一般的であり、そのような慣習が長く続いたと言われています。 現在では、そういったしきたりは薄れてきています。

  • ママやパパが抱っこをして参拝されるのも一般的になっています。ずっとママが抱っこする場合もありますが、産後間もなく体力的に疲れやすいかと思いますので、パパと交互に抱っこを交代して参拝されるのもいいかもしれませんね。

  • お子様の誕生をご家族みんなでお祝いする日本のお宮参りの風習はこれからも大切に残していきたいですね。姫路でお写真撮影をお考えの際は、小林写真館・スタジオストーリーをぜひご利用くださいませ。https://www.koba-ps.com/kids/omiyamairi/

お宮参りの服装・準備するもの

お宮参りの服装・準備するもの

いざお宮参りに行かれる時に、何を準備しておけば良いのかはご存知の方も少ないのではないでしょうか。せっかくのお祝い事ですので準備は万全にしておきたいですよね。

実際のところはこれといった決まりはないのですが、こちらのコラムでは一般的なお宮参りの服装や準備するものをいくつかご紹介させていただきます

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  • 赤ちゃんの服装(着物)

    お宮参りとは、赤ちゃんが生まれてきてくれたことへの感謝を神様に伝え、健やかな成長を願うものですので、主役の赤ちゃんは正装をするのが一般的です。

  • 昔からのしきたりでは、白羽二重という着物の上に産着を羽織るのが正装とされています。産着は、「初着」「のしめ」などと呼ばれる一つ身の着物です。生まれてきた赤ちゃんが健康に育ちますようにという願いが込められています。

  • こちらの産着は、お参りの際は赤ちゃんに着せるわけではなく、ご家族が赤ちゃんを抱っこされた上から被せるようにして掛けて、抱っこしている人の背中で産着の紐を結びます。

    赤ちゃんの服装(ベビードレス)

    中に着る白羽二重の代わりに、ベビードレスを着てその上に産着をかけるご家族も多くなってきました。ベビードレスのみでお宮参りをされるご家族もいらっしゃいますね。

  • ベビードレスは女の子だけのものではなく、男の子も着られます。ベビードレスは早めに用意しておいてあげると、お宮参りだけではなく産院から退院される時にも着させてあげられますね。 なかなか着る機会のない着物を買うよりも、価格を抑えて用意することができるベビードレスを購入して、お参り用や撮影用の着物はレンタルされるというのもいいかもしれません。

  • 着物は手入れや保管も難しいので、ぜひレンタルも考えてみてくださいね。

  • そして最近では、おしゃれなロンパースでお参りをされる方もいらっしゃいます。ドレスだけでなく、タキシード風になっているものや着物風になっているものもあります。しきたりにこだわり過ぎず、ぜひご家族の気に入ったものを着用させてあげてください。

    ご家族の服装

    ご家族のみなさまは赤ちゃんの服装に合わせて、何を着るのか選ぶのが望ましいです。

  • ちなみにお祝い行事では、着物の方が格が高く、洋装の方が格が低いという考え方が一般的です。 赤ちゃんが着物で正装をする場合、女性の方は着物を選ばれるご家族が多いです。主役は赤ちゃんなので、「訪問着」や「付け下げ」などを着用しましょう。

  • 赤ちゃんがベビードレスの場合は、フォーマルなワンピースやセットアップなどの洋装を準備するといいでしょう。

  • 男性の方は、ダークカラーのスーツが一般的です。ただし赤ちゃんが着物で正装をする場合には、格を合わせるために礼服を着用することもあります。 しかしこの服装でなければいけないというものは特に決まっていませんので、ある程度は自由な服装で大丈夫ですが、カジュアル過ぎたりラフ過ぎる服装は避けましょう。

  • 主役は赤ちゃんですので、目立ち過ぎないような服装を心がけましょう。

    お宮参りに準備するもの

    お宮参りをする際には、準備が必要になるものがいくつかあります。その他、おむつやミルクなどの普段赤ちゃんと外出するときに準備しているものも忘れないようにしておきましょう。

  • ◯初穂料 神社でご祈祷を受ける際に、謝礼としてお支払いするお金を初穂料といいます。相場は5000円〜10,000円前後ですが、神社によっては金額が決まっている場合もあるので事前に確認しておきましょう。

  • 昔は神様へのお供えは、初穂というその年の最初に収穫されたお米を捧げるのが一般的でした。そこから、神様にお供えする金銭のことを初穂料と呼ぶようになりました。

  • ◯紐銭 地域によっては紐銭があり、紐銭はお宮参りの際に祖父母や親戚の方々やご友人から赤ちゃんに贈られるお祝いです。紐銭には「将来お金に困らないように」という願いが込められています。紐銭は事前にご家族にお渡ししても大丈夫です。

  • ご祝儀袋に入れて、参拝の際にはそのご祝儀袋に水引や麻ひもをつけ、産着のヒモに通して結びつけるスタイルが一般的です。 地域によって様々ですが、紐銭と一緒に縁起物である犬張子やでんでん太鼓や扇子を結ぶこともあります。

  • ◯赤ちゃんの身の回りの必要なもの 基本的にはいつも通りのお出かけの準備で大丈夫です。 おむつ交換ができるよう、替えのおむつやおしり拭き、ゴミ袋やおむつ替えシートなど必要なものは準備しておきましょう。 ミルクをあげられる用意や、よだれや吐き出したミルクを拭くタオルなどの準備も忘れずに。

  • ◯真夏や真冬の持ち物 生まれて1ヶ月ほどの赤ちゃんは、まだ自分で体温調節が十分にできません。そのため、暑い時期や寒い時期にお宮参りを行う際には少し注意が必要です。

  • 暑い日の場合には汗をかいても大丈夫なように、吸湿性に優れた肌着を選んであげたり、着替えをあらかじめ準備しておきましょう。ハンディ扇風機を用意したり、日傘で直射日光が当たらないようにするなど、暑さ対策をしておきましょう。

  • 屋内で冷房が効いている場合もあるので、薄めのブランケットなどがあると便利です。 寒い日の場合には、厚めのおくるみやブランケットを用意しておきましょう。

  • 赤ちゃん用の帽子や靴下などで防寒してあげるのも効果的です。寒いと思っていたら、実はお腹の辺りに汗をかいていることもあるので、体が冷えてしまわないよう着替えも持参しておくと安心ですね。

 以上いかがでしたでしょうか?

 お子様の初宮参り、ぜひご家族皆様にとってかけがえのない素敵な思い出になることを心よりお祈り申し上げます。

ひなまつりをみんなでお祝いしましょ

3月3日はうれしいひな祭り。桃の節句とも言いますね。

赤ちゃんの成長はとっても早くて、できることがどんどん増えて、毎日驚きがいっぱいですよね。

初節句というのは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のことです。

ひな人形はいつから飾るの?その日の食べ物は?などひな祭りの風習についてご紹介します

 ひな祭りの由来

ひな祭りとは、女の子の健やかな成長と健康を願う、3月3日の「桃の節句」の行事です。

ひな祭りは、中国から伝わった「五節句」のひとつである「上巳の節句(じょうしのせっく)」が日本に伝わったと言われています。そして人の代わりとして降りかかってくる不幸などを人形にはらってもらい、川へ流したり、平安時代に宮中の女の子が遊んでいた「ひいな」という人形などが由来となっています。

節句にはもともと男女の区別はないそうなのですが、菖蒲を尚武にかける端午の節句に対し、上巳(じょうし)の節句は優雅な女の子のお祭りとして楽しまれるようになったそうです。

「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日のころに桃の花が咲くことや桃は魔よけの効果を持つことからだそうです。

 

節句とは別に昔も「ひいな遊び」という、人形を使ったおままごとの遊びがあったそうです!江戸時代には、公家の女性が、武家にお嫁に行くときに、嫁入り道具としてひな人形が武家社会に持ち込まれ、武家の裕福な町人の間で流行り、ひな人形を楽しむ習慣が生まれたようです。

ひな人形について

ひな人形には京都で作られる「京雛」と、関東で作られる「関東雛」があるそうです。

 京雛は、左(向かって右)に男雛・右に女雛が座っている

関東雛は、右(向かって左)に男雛・左に女雛が座っている。

お顔の形もすこし違うとか…。 私も調べて、初めて知りました!

なんでも深く調べていくと面白いですよね!

飾り方の種類もいくつかあるようですが、

最も豪華な飾り方が、「7段飾り」で全員で15人だそうです。別名十五人飾りとも言われています。

ほかには、「5段飾り」「3段飾り」「親王飾り(2人飾り)」があり、小林写真館には、「3段飾り」があります!

ひな人形飾る期間は、立春が目安だそうで、ちょうど1か月間飾ることができます。また、二十四節気の雨水(2月18日ごろ)に飾ると、良縁に恵まれる、水は命の象徴で、豊穣や子孫繁栄につながるのだとか。

片づけるのは、3月中旬の天気のいい湿気の少ない日に片づけるのがいいですね。

湿気には気を付けないと。

 

ひな祭りの食べ物

桃の節句・ひな祭りの日の食べ物もご紹介します!

 

・ひし餅…緑・白・赤の餅を重ねてあり、それぞれの色に魔除けや厄除け、子孫繁栄・健康などの様々な意味が込められています。

・雛あられ…娘の健康を願うという意味が込められている。ひなあられも桃・緑・黄・白の4色で基本的には構成されており四季をイメージしています。関西風は餅を砕いてあげたあられで、倹約の心を表している。

・ハマグリ…潮汁にしていただきます。ハマグリの貝殻は対だったものだけがぴったり合うことから、相性のいい相手と結ばれて、仲睦まじく過ごせるようにと願いが込められています。

・ちらし寿司…エビは長寿、レンコンは遠くまで見通せるように、豆は健康勤勉など、縁起のいい山や海の幸を彩りよく散らしています。

よく調べてみると、「桃の節句」も1年でとっても意味のある大切なイベントの一つなんだなと改めて感じます。

今年の桃の節句はぜひお雛さんやチラシ寿司などで、お祝いをしましょ♪

そして、ぜひ小林写真館へ「三段飾り」を見に来て下さい。

桃の節句の撮影は、2月中旬ごろスタートです♪

ぜひ可愛いお写真を残しましょう^^

端午の節句いろいろ

端午の節句とは

端午の節句は、奈良時代から始まったと言われている行事です。

端午の「端」は「はじめ」という意味があり、月のはじめの午(うま)の日のことを指していました。5月に限ったものではなかったのですが、午(ご)という文字の音が「五」に通じることから、5月5日が端午の節句として定着していきました

昔は後継ぎとして産まれてきた男の子が成長していくことを祈る重要な行事となりました。

目次

  • 【どんな風にお祝いするの?】

    端午の節句のお祝いには、兜や五月人形・鯉のぼりなどを飾り、ちまきや柏餅を食べたり、菖蒲湯に浸かったりして、無病息災を祈ります。 男の子が生まれてから、初めて迎える5月5日が「初節句」といわれます。 健やかな成長を願い、無病息災を祈って、家族・親族でお祝いをします。 「初めての節句」といっても、生まれたばかりの場合は、無理をする必要はありません。 生後一カ月のお宮参り、百日のお食い初めが済んでから、次に巡ってくる節句を初節句とするケースが多いようです。

    【飾りはいつ飾るの?】

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    • 春分の日ごろから4月中旬に飾り始めるのが良いとされています。 直前や当日に飾るのは「一夜飾り」といって縁起が悪いもののようです。 片付ける時期は、湿気に弱いため梅雨に入る前のお天気がいい日に片付けましょう。 地域によって決まり等がある場合もあります。

      【飾りや食べ物の意味や由来について】

      兜 兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習と言われています。 身の安全を願って神社にお参りする際に、鎧や兜を奉納するしきたりに由来しています。 武将にとって兜は、自分の身を守る大切な道具であり、シンボルとしての精神的な意味がある大切な宝物でした。 現在では、兜が身を守ることから、病気や事故などから子供の体を守り、力強く育って欲しいという願いを込めて飾られています。そしてお子様が自立する時期(成人式や20歳)まで飾っていただけると理想的だそうです。また、片付けるタイミングは5月中旬に片付ける方が多いようですが、端午の節句が終えてすぐにしまっても大丈夫です。

      【鯉のぼり】

      鯉のぼりは、江戸時代に生まれた風習です。 当時、男の子が生まれると幟を立ててお祝いしていました。 やがてその幟に、鯉の絵があしらわれました。 急流の滝を登りきった鯉が、登竜門をくぐり抜け、天に昇り龍になるといわれたことから、鯉のぼりは出世の象徴とされています。 また鯉は、綺麗な川だけでなく、池や沼でも生きていける生命力の強い魚なので、環境の変化に流されず、自分の力で歩いていくお子様の成長を願ったそうです。

      【花菖蒲

      端午の節句は、別名「菖蒲の節句」と呼ばれます。 これは花菖蒲が5月頃に盛りを迎えることと、江戸時代の武家社会に「菖蒲」が「尚武」に通じるからだと言われています。 菖蒲と花菖蒲は別の植物です。菖蒲は、もともと薬草として使われていました。 特徴としては強い香りを持つので、邪気を祓うとされており、端午の節句には葉が菖蒲湯に使われます。

      【ちまき

      ちまきを食べるようになった風習は、中国から伝えられたものだとされています。 中国の有名な詩人「屈原」は国王の側近として仕えていましたが、陰謀により国を追われ、命を絶ちました。悲しんだ国民は、屈原を供養するために川にちまきを投げ入れました。 やがてちまきを投げ入れる風習は、国の安泰を祈願するものに…。 この風習が日本に伝わり、端午の節句でちまきが食べられるようになったそうです。

      【柏餅


      柏餅を食べるようになったのは、江戸時代中期頃。 昔から丈夫で大きな柏の葉は、食べ物を盛ったり包んで蒸したりする器としての役割を持っていました。また柏の葉は、枯葉となっても木から落ちず、新芽が芽吹くまで葉に留まることから、「家系が途絶えない」「子孫繁栄」などの縁起の良いものとして、柏餅を食べる風習が広まりました。

    • 端午の節句撮影は4月頃から撮影スタートとなっておりますので是非!!