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男の子の七五三は5歳だけではない!?地域による違いや3歳でもやる理由

2024.04.02

男の子の七五三は5歳だけではない!?地域による違いや3歳でもやる理由

七五三って男の子は何歳でするの?という質問にお答えします。

まず、女の子は3歳と7歳、男の子は3歳と5歳でお祝いします。 地域によっても違いますが、詳しく説明していきます。

目次

  • 七五三のお祝いの意味・3歳の場合  ・5歳の場合  ・7歳の場合

    七五三のお祝いはそもそも平安時代に公家や武家で行われていた子どもの成長に合わせた儀式に由来します。江戸時代になって庶民にも広まったようです。

  • 由来は、3歳の「髪置き」、5歳の「袴着」、7歳の「帯解き」の儀式にあるといわれています。 昔は子供の死亡率が高かったため、このように節目に成長を祝い、子供の健康と幸せを祈願しました。今もそれは受け継がれています。

  • ・3歳の場合 3歳の七五三は「髪置の儀」といい、髪を伸ばし始める儀式が成り立ちとされています。平安時代、3歳になるまでは男女共に髪の毛を剃ることで、より健康な頭髪が生えるようになると信じられていたようです。 そのため、この由来を考えれば3歳は男女共のお祝いといえるでしょう。

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  • ・5歳の場合 5歳になった男の子の七五三は「袴着の儀」といい、初めて正装である袴を着るという儀式からです。 男児から、立派な少年として社会の仲間入りを果たす、大事なお祝いです。女性も袴をはいていた王朝時代は男女ともにこの儀式を行なっていたとも言われています。

  • ・7歳の場合 7歳の女の子の「帯解きの儀」とは、それまでは紐が直接着物に縫いつけられていた子供用の着物を着てから、大人と同じように帯を結んで着物を着ることを許され、成長を祝う儀式です。 昔より7歳までの子どもの死亡率が高かったこともあり、この時期を無事に過ごし、成長をお祝いするものとして今も続いています。

  • 七五三祝いは数え歳?満年齢?

    昔は数え年でお祝いしていましたが、現在は満年齢でお祝いをしても問題はありません。 数え年は生まれた日を1歳とし、新しい年になると1つ年を重ねる数え方です。

  • 例えば12月に生まれると生まれた時にすでに1歳で、翌月のお正月が来ると2歳になります。このことから、数えの3歳はお祝いの11月にはまだ2歳になる前のお子様も数えの3歳です。

  • これらのことから、お子様の成長に合わせて、現在ではお祝いの年齢は、数え歳される方と満年齢の方と様々です。ご家族で相談されて決められると良いでしょう。

    3歳男の子 地域の違い

  • 元々は3歳のお祝いは「髪置きの儀」は髪を伸ばし始める儀式が由来ということで、男女とものものでした。ですから、3歳でのお祝いは女の子だけでなく、男の子もお祝いします。

  • 地域によっては5歳の男の子の袴のお祝いだけをされることもあるようですが、 これは地域によって男の子の七五三を祝う年齢が異なるためで、東日本とくに関東地方は5歳だけの1回、西日本とくに関西地方は3歳と5歳の2回という傾向が強いようです。

  • また、九州は7歳の男の子を祝う文化もあり、迷われる場合はお母様や先輩ママに相談されると良いかと思います。

    3歳のお祝いはおすすめです

  • 3歳のお祝いは、お詣りで上手く歩けるかなとか着物のお着替えは上手にできるかなと不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、小さいお子様の着物姿はなんとも愛らしいものです。

  • 草履が難しければ着物姿に靴でのお出かけでも大丈夫ですし、記念として写真だけ残される方も多いです。 写真スタジオではお子様やご家族のご希望に合わせた形での対応が可能ですので、相談してみてください。

  • 着物選びに始まり、全てのことが楽しい思い出となります。そしてそれらがご家族にとっての何よりの宝物になるはずです。

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