七五三ってなに?今から知っておきたい由来と意味
〜夏のうちに準備して、秋の本番に備えましょう〜
夏が本格的に始まり、蝉の声がにぎやかになるころ。秋のイベントなんてまだ先…と思っていませんか?
でも実は、七五三の準備は夏のうちから始めるのがちょうどいいんです。今回は「七五三ってそもそもなに?」という基本を押さえつつ、今のうちに知っておきたい豆知識をお届けします。
七五三ってどんな行事?
七五三は、3歳・5歳・7歳の節目を迎えた子どもたちの成長を祝い、今後の健康を願う伝統行事です。11月15日前後に神社にお参りをし、ご祈祷を受けたり、写真を撮ったりしてお祝いします。
でも、ただの記念撮影の日ではありません。その起源は平安時代までさかのぼり、古くは子どもの命が無事に育つこと自体が当たり前でなかった時代、節目ごとに神様へ感謝を伝えていたのです。
3歳・5歳・7歳の意味
-
3歳「髪置き」:男女とも。髪を伸ばし始める節目。
-
5歳「袴着」:男の子。袴を初めて身につける儀式。
-
7歳「帯解き」:女の子。付け紐から帯を使い始める成長の証。
それぞれに「子どもから少し大きくなったことを祝う」意味が込められています。
なぜ11月?でも撮影は夏からスタート!
七五三の日とされる11月15日は、江戸時代の将軍・徳川綱吉の子の健康を祈った日が由来。でも、最近では家族の予定に合わせて10月〜11月の土日祝にお祝いする家庭がほとんどです。
さらに最近は、夏〜初秋に前撮りをする方が急増中!
・着物レンタルの選択肢が多い
・スタジオが混雑していない
・天候が安定していてロケ撮影もしやすい
七五三の準備、何をいつ始める?
時期 | やること |
---|---|
7〜8月 | 衣装選び、撮影スタジオ予約 |
8〜9月 | 前撮り・家族の予定調整 |
9〜10月 | 神社の予約・当日衣装の確認 |
11月 | 本番(お参り・ご祈祷) |
おわりに
七五三は、子どもの節目を家族みんなで喜び、感謝する大切な行事です。写真や衣装の準備ももちろん大事ですが、「健康に育ってくれてありがとう」という気持ちを伝える日でもあります。 ぜひこの夏、七五三の由来と意味を知り、秋に向けてゆっくり準備を進めてみてくださいね。